地獄を見た4時間。究極のインド移動!!(後編)
こんにちは!!
直跳です!!
さて今回のブログは前回の後編。
地獄の移動inインド!
前回のブログ⬇︎⬇︎
地獄を見た4時間。究極のインド移動!!(前編) - 直跳の〜世界くるくるパーマ〜
ここまでの旅で一番疲れた瞬間がもうすぐ訪れます。
さて、乗る予定だった電車に乗り遅れた俺ら。
完全なる、自分のせいなミスにあたふたしまくってる時に駅員に言い渡された作戦をスタートし、違う駅から追いつく為の電車に乗る事までは順調に進む。
しかし、席がなく、トイレ前の床で電車に揺られるところまで来た前回のブログ。
もう一度、ここまでの出来事と今後の作戦整理。
元々乗るはずのアグラ行きの電車を乗り過ごしてしまう。
でも、俺らにはその電車に乗れる、1つの手段が見つかる。
まず、隣駅に行き、とある駅(名前忘れた)行きの電車に乗り、とある駅に向かう。
その電車が順調に進むと、1時30分にとある駅に到着。
その駅に元々乗るはずだったアグラ行きの電車が2時に到着するので、それに乗り込み、アグラを目指す。
といった内容。
だがしかし、インドの電車は遅延が当たり前。
定時どうりに進めばうまくいくが、30分以上遅延した場合、残念な結果が待っています。
3時間、5時間の遅延なんてざらにあるインドの鉄道事情。
不安は半端ない。
ですが、今の所、電車は順調に走っている。
たまに停車するたびに焦るものの、後は車掌を信じるしかない。
電車に乗り込んで2時間が過ぎようとした時。
電車が、どこかの大きめの駅に停車しました。
この駅でまた、何かが起こります。
ここで乗車してきた一人の男によって、事態は一変。
修羅場が訪れます!
電車に乗ってきた一人の男性、
彼の席は俺らがいるすぐ近くの席みたいで、荷物を置く彼。
するとすぐさま俺らの所に来ます。
そしてこう言います。
男「君たち、チケットは持ってるのか?」
チケットを渡す。
男「これはジェネラルクラスのチケットだ!この車両じゃない!」
そんなんわかってるけど、どの車両かわからん俺らは軽くとぼけます。
俺「は?」
男「君たちの席はここにはない!!」
俺「は?」
男「君たちはここから出て行け!」
俺「なんでやねん、俺ら席すわってないからいいやろ」
男「ダメだ!!出て行きたまえ!」
3人ともむっちゃ疲れてて、今からバックパック持って移動なんて嫌すぎるので、
めっちゃごねてたら、その男は何人かの駅員を連れてくる。
そしてドヤ顔で移動しろ!
と言い放って来ます。
キモすぎる。
とんでもなくキモい。
とにかく、キモすぎてやばかった。
とんでもなくイラつきました。
なんか、人も集まってきて、だるくなってきたので、
移動することにします。
チケットを、人に見せながら、車両の場所を聞き、電車の一番奥に進んでいきます。
そして、ようやく到着しました。
遠くからでも、人がいっぱいなのがわかります。
そして乗り込もうとしてびびりました。
こちらがインドの鉄道、ジェネラルクラス。
足場がない。
誰も、詰めてくれる素振りもない。
シンさん、アキミさん、俺。
ちょっと固まります。
大きなバックパック持ってる俺らはマジで居場所がなく、カバンをおけるスペースなんてあるわけがない。
というか、やっとの想いで乗り込んだものの、俺らがいることができたのはホンマにトイレの真ん前。
床は泥水で汚れてて、荷物を置きたくない。
この場所臭すぎる。
バックパックを背負って身動きが取れないまま、電車は動き出します。
3人とも、できるだけ無になり、何も喋りません。
俺はただ、
重さ、臭さ、イケメン。
この3つの重圧に押しつぶされそうでした。
ホンマに身動き取れません。
それどころか、座ったまま寝だしたインド人たちが足にもたれてきて半端なく、嫌。
電車が動き出し1時間後、
俺らの周りはなかなかカオスな状況に。
これほぼ全員他人同士。
バックパックにも限界を感じ、人の荷物の上に置かせてもらう。
アキミさん、よっぽど疲れたのか、立ったまま爆睡。
それでも、トイレの前なので、人が来るたび起こされます。
どこかの駅に停まって、外の空気を吸えた時は死ぬほど嬉しかった!!
でも、また電車は動きだす。
ここから俺らがここで過ごした時間は4時間。
何とも言えない空気を感じ続けた4時間。
この旅が始まって以来、最強にストレスを感じた4時間。
もう二度とジェネラルクラスのチケットは取らないと、心に誓う。
問題の、進行状況については、
無事、1時50分頃、目的の駅に到着!!
無事かどうか、心身ともボロボロ。
でも、
間に合った!!!
地獄を耐えたのが報われました!!
これで間に合わんかったら精神崩壊してた!!
俺らが、元々乗る予定の電車がくるのは2時、
マジでギリギリ。
ホームを確認し、2番のりばへ。
周りの人に聞いても、ここで間違いないと言われ、ようやく安心できる時間が訪れる。
そして2時15分頃、電車が到着。
電車の番号が違うが、周りの人も、駅員もこの電車で間違いないと言う。
とりあえず乗車。
シンさん、アキミさんの二人とは車両が違うので、一旦バイバイし、自分の車両へ。
電車の中はみんな寝静まり、真っ暗。
携帯の光で、自分のシートを探していきます。
見つけた。
と思ったら、誰か女の人が寝ている。
勘弁してくれ。
と思いながら、もその人を起こして、チケットを見せて、自分のシートだと主張する。
すると、女性も、「いや、ここは私のシート」だと主張。
なんでやねん!!
となりながらも、どこまで行くのか聞くと、
返ってきた答え。
「バラナシ」
んん???
バラナシといえば、俺らが、7時間前までいた町ではありませんか。
焦りまくって、聞きます。
俺「この電車はバラナシ行き?」
女性「そうだよ」
やばいいいっっ!!!!
謝って、すぐさま隣の車両へ。
真っ暗な中走っていきます。
シンさん達を見つけると、彼らも席問題でもめている様子。
俺「シンさん!!!この電車バラナシ行きです!!」
シンさん「え!?まじか何かおかしい思ってたわ!!」
俺「はい!!降りましょう!!」
すると、動きだす電車。
ダッシュで、降り口へ。
動いてる中、飛び降ります。
気分はハリウッドスター。
二人とも、何とか降りれたみたいで一安心。
いや、ホンマ危なかった。
今までの努力を水に流すとこやった。
てか、インド人の言うことはやはり信用できませんな。
勘弁してほしい!
そっから待つこと、20分、ついに番号も同じのアグラ行きの電車が到着。
今度こそは間違いありません。
シンさん、アキミさんと、また別々の車両に乗り込みます。
相変わらず真っ暗ですが、今度は安心しながら自分のシートを探す。
そして発見!!
俺のシートで爆睡してるインド人。
さすがにもう何も出てきません。
もう疲れました。
しかもシートは3段目、今からバックパックをあげて上がるのすらだるい。
1分くらい固まったのち、男性を起こし、俺のシートと説明。
男性は自分のではないとわかっていたらしく、すぐ、降りてきてくれた。
だが、少し不満げな男性。
ここは俺のシートやから仕方がない。
むしろ、悪いのは向こう。
不機嫌な態度で、席を去っていった男性。
でも、もう何も感じません。
俺はついに、安泰の場所を手に入れたのです。
ここまでホンマに長かった。
いやー疲れた。
3人に本当にお疲れ様です。と思い、意識が薄れかけたかけたその時、
トントン。
誰かに肩を叩かれました。
見るとそこには駅員さん。
そしてその横にさっき起こした男性が。
そしてなぜかその男性がドヤ顔で言ってきます。
「君、チケットは持ってるのかい?」
そう、彼が駅員さんに通報し、わざわざ駅員を連れてきたのです。
やったった感を出してるそいつを見て、
完全に溜まっていた何かが切れました。
チケットを駅員さんに渡して、シートを降り、その男性に
「お前がどこの席やねん」
「チケット見せろはよ」
と詰め寄りました、
めっちゃキレました。
駅員さんになだめられ、
そいつはそそくさと、どっか行き、
ついに、ホンマに今度こそ!!
眠りにつくことができました。
朝6時ごろ、無事、アグラに到着。
3人で嬉しさを噛み締めながら、宿に向かいます。
もう二度と、こんな事にならないように気をつけます。
もしよかったら、頑張りに1票お願いします!!
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